義村クリニック

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患者さんの声・症例

*個人情報保護法によるプライバシー保護のため、各文章、症例については公開について患者さんの承諾を得ているか、あるいは様々な症例を組み合わせて内容を大きく改変して記載しています。特定の個人について記載したものではありませんのでご了解下さい。

[症例] 性被害に遭いかけた女子社員

[社会的(環境因)モデル]

元々明るくて活発、人前に立つのも好きな性格。一人暮らしで夏の夜、アパートの窓を開けて寝ていたら不審者が入ってきた。なんとか逃げ出して事なきを得たが、以来、不安で母親の側を片時も離れられない。特に夕方からイライラして寝付き悪く、寝てもすぐに目が覚める。身体がだるく食欲もない。実家に戻り、直後に当院受診。

解決

抗うつ薬SSRIと眠剤で治療開始。外の物音など音に過敏になったり過覚醒症状もあったが、1、2カ月で随分と落ち着き一人で外出できるようになる。しかし、元のアパートのある地域には怖くて行けず単身生活も不安でできなくなった(回避)。会社までは遠距離ながら実家から通勤することになり次第に落ち着き半年かかって治療終結。

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