症状に関するQ&A
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2024-11-21T19:37:00+09:00
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夜寝るときに、足のひざから下にムズムズするような不快感が起き、なかなか寝つけません…。
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0040
夜寝るときに、足のひざから下にムズムズするような不快感が起き、なかなか寝つけません…。
夜寝ようとすると、脚の奥からむずがゆく感じる、ほてる、虫が這うような不快感がある…。<br>これらの症状は、『むずむず脚症候群』と呼ばれます。<br>医者の側にもまだ浸透していない病気で、本人は辛い思いをしているのに周囲に理解されない、<br>また何科に行けばよいのか分からないなど、悩みを抱えている方は案外と多いものです。<br><br>この『むずむず脚症候群』のはっきりとした原因は分かっておらず、<br>鉄欠乏性貧血、甲状腺異常、糖尿病、透析治療中、またビタミン不足の人に多く発症すると言われ、<br>40代以上の女性に多いのも特徴です。<br>ほうっておくと、脚の不快感が気になって十分な睡眠がとれず、日中に眠気や疲労感を感じる、<br>そこから気分が落ち込み、抑うつ的になる場合もあります。<br><br>うつ症状の人の9割以上に「不眠」があるといわれますが、当院に来られる方にも、<br>ずっと不眠で辛い思いをしていたという方の中にこの症状が見られる場合もあります。<br>近年薬が認可され、服用することで症状の改善が見られる人も増えています。<br>ただし、原因によって治療法が異なるので、まずは専門家による診断が大切です。<br><br>「眠れない」という症状は、心身に大きなダメージを与えるもの。<br>2週間以上、寝付けないなどの症状がある場合には、まず専門家をたずねてみてください。<br>一緒に原因を探り、改善方法を見つけていきましょう。<br>
2014-05-01T17:54:00+09:00
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長年、良くならないうつ病は?
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0035
長年、良くならないうつ病は?
うつ病の方々の中に、実は双極Ⅱ型障害の方がとても多いことが最近になって分かってきました。もし、双極Ⅱ型障害だとすると、通常の抗うつ剤では治りづらくなる、気分のムラが激しくなるなどとの研究結果も出ています。<br> 双極Ⅱ型障害とは双極性障害(躁うつ病)の一つのタイプです。<br> 昔から言われる典型的な躁うつ病は双極Ⅰ型障害です。これは症状が激しく誰でも気づきます。<br> 双極Ⅱ型障害はうつ症状中心ですが、間に軽躁状態が比較的短期間起こるものです。普通の躁状態と違って軽躁状態は「少しハイ」「ものすごく調子良かった」「仕事がバリバリできた」など心地良いだけの事も多くご本人にとっては気付きにくいものです。それも数日とか短期間であることが多いので余計にわかりにくいのです。<br> 双極Ⅱ型障害となると、うつ状態であっても抗うつ薬は飲まない方が良いことが多く、主たる薬は感情調整剤と呼ばれる薬になります。<br> 当院でも薬を切り替えて目覚ましく改善された方もおられます。該当すると思われる方は主治医によく症状を伝えてご覧になったらどうでしょうか。
2012-09-12T11:29:00+09:00
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これまで薬を飲んで治療してきたけれど、なかなかうつ状態が治らない…。どうすればよいですか?
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0030
これまで薬を飲んで治療してきたけれど、なかなかうつ状態が治らない…。どうすればよいですか?
<p> 前の職場で一度「うつ」と診断され、処方された薬を飲んだことで症状が改善しました。自分では治ったと思っていたのですが、その後転職し、新しい環境になったところ、またうつの症状が再発…。このまま、環境が変わるたびに同じ症状が出てしまうのかと思うと不安です。<br /> <br /> <br /> <strong><span style="color: #b22222"><span style="font-size: 18px">A.</span></span></strong>「薬物療法だけでなかなか治らない」という場合、薬物で対処が可能な「生物的(脳)要因」以外に、たとえば本人の幼少期の問題に起因する「心理的要因」、あるいは環境の影響などによる「社会的要因」に大きな原因がある可能性が考えられます。<br /> 心理的要因が強い場合、環境を変えていくら転職をしても、本人の問題が大きいので再発を繰り返すことになりうまくいきません。その場合は、自分の性格を見つめなおす精神(心理)療法やカウンセリング、認知行動療法などが必要です。<br /> また、内向的な人が営業をしているなど、仕事自体が合わなかったり、仕事が過酷すぎるなどの社会的要因が主たる原因である場合には、転職など環境を変えることも必要です。</p>
2012-09-12T11:44:00+09:00
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休みの日に外に出ようと思わなくなりました。これは病気でしょうか?
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0025
休みの日に外に出ようと思わなくなりました。これは病気でしょうか?
<h4>いい人になりすぎていませんか。自分の好きなことを実行しましょう。</h4><br>最近では、働く女性たち、特に20〜30代の女性たちがこのような悩みで当クリニックにもいらっしゃいます。休みの日に無気力になってしまう方々の中には、仕事で上司や同僚に気を遣いすぎて、自分が疲労していることに気付いていない人もいるので要注意です。こういった方は、仕事中に「いい人」でいようとしすぎる傾向があるため、自分のことは後回しになってしまうのです。そんな毎日に疲れ果て、せっかくの休日に動く気力がない、という結果を招いてしまうのです。<br><br><h4>「いい人」でいようとする原因は?</h4><br>現在の症状が引き起こされているのは対人関係が原因です。人との力関係は、自分が引けば相手は押してくる、言わばシーソーのようなものなので、それを対等に保つことが大切となります。過去の家族関係から現在の状況、そして治療中の医者との関係も診ていくことが必要です。当院でも患者と医者が対等に話をすることを心がけています。<br><br>また、治療は投薬治療とカウンセリングの両方から必要なものを行いますが、薬は心の構造には効きません。「人に気遣いしすぎる」という傾向がある人は、そういう自分を理解し、少しずつ考え方を変えていくのがポイントとなります。<br>気になることがあれば、早めの受診がいいでしょう。
2011-05-28T15:14:00+09:00
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体調不良が続き、内科に行っても原因が分かりません。薬を飲んでも改善しないのですが、一体何が原因でしょうか?
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0020
体調不良が続き、内科に行っても原因が分かりません。薬を飲んでも改善しないのですが、一体何が原因でしょうか?
熱や不眠、疲労感が続くのに原因が分からない場合は、うつ病の可能性が考えられます。意欲減退や思考力低下など精神的症状の自覚がなく、疲れや風邪のような身体症状が表れるうつ病を「仮面うつ病」と呼びます。例えば、熱が治まらず朝からだるいと訴えていた人が、病院を転々として最終的に精神科に辿り着き、うつ病だと知った途端、熱が治まったという症例があります。<br><br>また、うつ病の患者が最初に受診した病院の約80%が内科、残り約20%が脳外科、婦人科、整形外科だったというデータがあります。「自分がうつ病になるわけがない」「精神科を受診するのは…」という先入観やためらいが、うつ病の発覚を遅らせることもあります。原因不明の体調不良が2週間以上続く場合はうつ病の恐れがあるので、一度専門医へ相談してみましょう。
2011-05-28T15:14:00+09:00
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最近やる気が出ず、何をするにも億劫。「うつ病」と思うけれど、どんな治療をすればいいですか?
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0015
最近やる気が出ず、何をするにも億劫。「うつ病」と思うけれど、どんな治療をすればいいですか?
<h4>うつ病の原因は様々。自己判断せずに、原因と治療法をしっかり相談しましょう。</h4><br>「うつ病」と一言でいっても、その原因や症状は人によって異なります。例えば、最近増えている「現代型うつ病」は、イライラして職場や周囲の人を責めたり落ち込んだりするけれど、職場以外では元気にしているなどの症状が表れます。この場合、対人関係やストレスが原因であることが多く、薬が効きにくいともいわれています。<br><br>一方、責任感が強く几帳面で、何事に対しても「自分のせいだ」と自分を責めてしまうのが「内因性うつ病」や「メランコリー型うつ病」です。この症状の大半は脳の病気が原因といわれ、うつ病の原因が必ずしもストレスだけではないことを証明しています。「うつ病」とひとまとめに考えるのではなく、根本の原因を探り、適した治療を受けることが、しっかり治す第一歩。早急に自己判断をせず、専門家の先生にきちんと診察してもらいましょう。
2011-05-28T15:17:00+09:00
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最近眠れません。ただの体調不良でしょうか?
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0010
最近眠れません。ただの体調不良でしょうか?
<h4>「不眠」はうつ病のサインです。</h4><br>朝早く目が覚めて眠れないという「早朝覚醒」や眠れない状態が2週間以上続く場合は、うつ病の可能性があります。「うつ病」といっても、その症状は様々。気分が沈むという抑うつ気分だけではなく、身体症状に出ることも多いのです。<br><br>不眠の他に、体に原因不明の痛みが出たり、疲れや風邪のような症例もあり、それらは「仮面うつ病」と呼ばれ、なかなかうつ病とは気づかれません。内科に行っても原因が分からない、薬を飲んでも症状が改善しない場合は一度専門医に相談しましょう。しっかり治すためには根本の原因を探り、適した治療を受けることが何よりも大切です。
2011-05-28T15:18:00+09:00
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人前に出るのがひどく苦手で、一度精神科を受診したのですが、「異常なし」と言われてしまいました…。
http://www.stresscare-yoshimura.com/faq2/index.cgi?pg=0005
人前に出るのがひどく苦手で、一度精神科を受診したのですが、「異常なし」と言われてしまいました…。
つらい思いをされたのですね。それは、もしかすると治療ができる病気かもしれません。昔は「対人緊張」、現在は「社交不安障害(SAD)」と呼ばれているこの病気は、症状が日常化してしまうと、本人も性格との区別がしづらいので、なかなか適切な対処・診断がなされないという状況がありました。アメリカなどでSADに関する大規模な調査が行われ、病状の影響で学歴が不充分で転職を繰り返し賃金が低い、離婚率が高いなど様々な患者さんの不利益が分かりました。そして効果のある薬も見つかり、今ではれっきとした“治る病気”であることが分かってきています。<br><br>現在は、専門のチェックシートなどで症状があてはまるかどうかを判断できますし、原因が分かれば、薬による治療や、その後の適切な治療を受けることで、症状は改善していきます。私たち医師の側も、見落としなどがないよう、努力をしていく必要があると思いますが、まずは、少しでも不安に思う事があれば、相談してみてください。一緒に原因を理解し、症状の改善に一歩ずつ近づいていきましょう。
2011-06-02T12:08:00+09:00